『風土記研究の最前線』

(装丁:黒瀬)


文庫版『いつか行ってみたい世界一の絶景』

(ブックデザイン&DTP:黒瀬)


『中国人の裏ルール』

中国で10年余り在住の著者さんの視点から見た中国の常識というか裏ルールを紹介。漫画はあっこさん。知らないとトンデモなルールだらけですが知っているとそれはそれで笑えるネタが満載です。ネガティブな裏ルールをポジティブに笑わしてくれる一冊。中国へ行かれる方は是非!カバーは個性的で良い意味でチープ感のあるイラストの印象をそのまま活かしつつ、中国のポスターをコミカルにしたようなイメージに(笑)帯には片艶レイドの持つ独特のチープ感が楽しいマイカレイドを使用しました。

(カバー&本文イラスト:あっこさん/ブックデザイン:黒瀬)


『古代朝鮮神話の実像』

何かと話題の隣国、韓国の古代神話を日本神話と比較しつつ研究した一冊です。カバーはもの凄く白ーい「ミルトGAスピリット/スーパーホワイト」に名前の通り深く濃い黒色が特徴の女神インキ スーパーブラックの一色刷り。帯は「タントセレクト」こちらもスーパーブラック!ちなみに表紙もスーパーブラック!と全体的にコントラストの高くして「神聖」感を強調させました。

(装丁:黒瀬章夫)


『カラー版 現代語訳 春画』

春画を現代語訳もついてとても読みやすくハンディーなサイズで楽しめる一冊です。カバーでは日本人独特のちょっと「ムッツリ」感を春画の秘部を◯で隠して表現。目次の下でもなにやらイチャイチャ…(笑)奥ゆかしき日本の「性」文化を楽しむ一冊です。

(ブックデザイン:黒瀬章夫)


『芸術家たちの臨終図鑑』

芸術家たちの死に様を豊富なビジュアルと共に紹介していく一冊です。本文はクラシックな印象に。カバータイトルはブラックレター系の欧文書体のパーツを分解してつくり「死」というテーマを耽美で劇のようイメージにしました。カバー&帯にはMTA+ -FS、表紙はビオトープの厚物。見返しはタントセレクトを使用。本扉をめくると反転した絵画を配置して「生と死」を象徴させています。

(ブックデザイン:黒瀬章夫)


『いつか絶対見に行きたい 世界の夜景』

絶景シリーズ第三弾、今回は夜景がテーマです。中身は全て黒塗り、印刷泣かせな仕上がりです。個人的なお気に入りはやはり瀬戸内海を一望した瀬戸大橋の夜景。

(ブックデザイン&DTP:黒瀬章夫)


『30分で流れがわかる 図解 日本史』

コンビニ販売用の本です。古代から現代までの日本史を図とイラストでわかりやすくまとまった一冊。前回も助けて頂いた坂木さんにイラストをご依頼。図と相俟って読みやすくて楽しく学べるのでお近くのコンビニで見かけた際は是非。

(イラスト:坂木浩子さん/ブックデザイン&DTP:黒瀬章夫)


『あの恋愛映画の絶景ロケ地を見る』

前回の『いつか行ってみたい世界一の絶景を見る』の第二段。今回は恋愛映画の絶景ロケ地がテーマです。内容に合わせて前回のフォーマットを基本にしながら中の書体やレイアウトを変更しています。絶景+映画のことも知れる贅沢な一冊。

(写真:アフロ/ブックデザイン&DTP:黒瀬章夫)


『20代から知っておきたい日本の歴史』

日本の歴史を図解で解説していくという内容の文庫です。読むのが早い人であれば1テーマ30秒で読めてしまう!というのが売りです。今回は前田さんに装画をご依頼。日本の歴史をわかりやすく勉強できるイメージをどこか楽しい気持にさせてくれる前田さんのコミカルなタッチで表現してもらいました。

(イラスト:前田はんきちさん/装丁:黒瀬章夫)


『乱世に挑戦した男 平清盛』

来年のNHK大河ドラマの『平清盛』放送も見越した平清盛本です。「平家物語」ではアンチヒーローとして描かれ、あまり人気のない平清盛。しかし最新の研究ではその人物像は気配りができ、フットワークが軽く人柄に優れた人物というこ事が次第に判明してきているとのこと。そんな新しい平清盛像と海にゆかりのあるイメージを伝統的な文様を多様しながら本文&カバーのデザインしました。また今回は表紙の紙に「みやぎぬ」という紙を使用。平安王朝の布をモチーフにした、上品な良い紙です。ただ…なかなかコストが….。わがままを言って使用させて頂きました。

(装丁&本文フォーマット:黒瀬章夫)


『9割の糖尿病は自力でよくなる』

糖尿病本の装丁と本文のフォーマットをさせて頂きました。なんと著者がいつも担当してくれている編集Kさんのお父さん!!イラストは老若男女関係なく、好感の持てる坂木さん。安定したタッチが生み出す安心感とほのぼの感はカジュアルで読みやすい印象に。この本のイメージを固めてくれたといっても過言ではありません!本文も全体的に行間やQ数をおおぶりしてユルーい雰囲気に。特色はビビットな明るーいオレンジでまとめました。また表紙には竹尾のYさんにお勧めして頂いていた「クラフトリプロライナー」を使用。段ボールの表面を形成する用紙で、表裏の色の違いを活かすため見返しは無くしてもらいました。カジュアル感に一役かってくれてます。

(イラスト:坂木浩子さん/装丁&本文フォーマット:黒瀬章夫)


『いつか行ってみたい世界一の絶景を見る』

フォトエージェンシーとして名高いAflo。そんなAfloの写真を贅沢に使用し世界一の絶景だけを紹介していく写真集です。これ一冊で世界旅行に行けた気分になります。今回はフルDTPで本文のレイアウトも流し込みも全てわたくし。制作しながらも数々の超美麗写真に癒されました。くしくも最近、この本でも紹介されていた牛久大仏を生で見て来ました。ブロンズ立像としては世界一らしく、かなりの迫力…やっぱり世界一って凄い。 

(写真:アフロ/ブックデザイン:黒瀬章夫)


『THANK YOU WORLD』

本文フルDTPで本文から装幀まで全て関わらして頂いたお仕事です。震災時の各国からの様々な支援に対して写真や国旗、その国の「ありがとう」の言葉を紹介し日本からの感謝の気持を表したメッセージブックで

沢山の国の思いやりとその国の文化を知れる、そんな本です。「支援するにも感謝するにもまずは相手を知ろう」これ、思いやりの基本だと思います。ちなみにこの本の印税は全て復興支援金に寄付されるそうです。夏休みの自由研究とかにも良さそうです。

(ブックデザイン:黒瀬章夫)