『熟議民主主義ハンドブック』

(ブックデザイン:黒瀬)


『罪を犯した人を排除しないイタリアの挑戦』

(ブックデザイン:黒瀬)


『取調べ可視化論の展開』

(装丁&部扉:黒瀬)


『外国人市民がもたらす異文化リテラシー』

日本人と日本で暮らす外国人との間、多文化社会を教育の現場から発信した一冊です。当初、現場の写真を使用する予定だったのですが、よりイメージを膨らませやすくするため写真素材をつかわずアイコンのみの案を提案。多文化社会の程よい関係性をタイトルを挟む、二人のアイコンで表現しました。そして帯で横に並んでお互いに「ハッ」と気付くアイコン。紙はカバー帯にクラフトペーパーデュプレのマットニス引きでカジュアルな印象に。また表紙はクラフトリプロライナーと段ボールの表の紙に使われている紙を使用して温かで身近な印象に。

(装丁:黒瀬章夫/親本の本文デザイン:マルプデザイン


『アメリカの危ないロイヤーたち』

アメリカで実際に起きた事件からロイヤー(弁護士)の葛藤や道徳というテーマを示していく翻訳本です。各事例ともにショッキングな内容も多く、下手なドラマや映画よりスリリングでロイヤーとは何か、人とはなにかといった深く考えさせられる内容になっています。アメリカンな印象を強調しつつ汚し文字でハードな印象を強調しました。

(ブックデザイン:黒瀬章夫)


『非拘禁的措置と社会内処遇の課題と展望』

罪を犯した者を拘禁して社会から隔離してしまうのではなく、刑務所の外など社会の中に内包して罪を償うということをテーマにした論文集です。ポコッとはみ出しながらもまた円にもどっていくようなイメージで内容を表しました。

(ブックデザイン:黒瀬章夫)


『未決拘禁法と人権』

未決拘禁と人権についての研究書です。カバーの甲骨文字は著者のお母様です。本文はベタをアクセントにシンプルな印象に。用紙はカバーはOKエンボス梨地。表紙はディープマット。見返しはMagを使用。同系色で落ち着いた印象に。

(ブックデザイン:黒瀬章夫)


『ジャーナリストの惨事ストレス』

惨事に関わったジャーナリストの心のケアについての本です。類書も少なく、新しいテーマを扱った本だったので包帯を巻いたペンで内容をわかりやすく示しました。帯をとるとペンのフタがとれる仕掛け。紙はカバーがエスティムNS、帯と見返しは心のざわめきをイメージさせてタントセレクトの5を使用。

(装丁:黒瀬章夫)